長引くコロナ禍で、バンコクでのお部屋探しにもちょっとしたトレンドの変化が起きています。
一体どんな変化なのか?
バンコクの賃貸不動産仲介会社として創業20年目を迎えた弊社の視点から、「ご単身」、「ご夫婦」、「お子様連れ」をそれぞれのケースに分けて、ご説明したいと思います。

新規ご赴任の方も、あるいは住み替えをお考えの方も、ぜひご参考にしていただければ幸いです。

 

ご単身

staybridgesuitesbangkokthonglor_1-2単身者に人気のサービスアパート「Staybridge Suites Bangkok Thonglor

 

まずはご単身者のケースからご説明します。
結論から言えば、以前では手が届かなかった物件を選べるようになりました。

コロナ禍で海外からバンコクを訪れる旅行者や出張者が激減。そのため短期滞在用ホテルとしても運営している高級サービスアパートの多くが長期滞在外国人(=駐在員)をターゲットとした特別家賃プロモーションを実施しており、そのような状況が昨年6月頃から現在までずっと続いています。

家賃が通常時の7〜8掛けほどになっている物件も多数あり、さらには朝食やランドリー代などが無料、といった特典も付いている物件も。

タイの経済成長とともに、ずっと家賃が上昇し続けてきたこの15年ほどを振り返ると、ここまでの借り手市場になったことはありませんでした。
引っ越しをすれば同じ家賃でこれまでよりワンランク上の物件に住めるという状況です。

在宅勤務という新しい習慣が生まれたことで、自宅にいる時間が大幅に長くなった結果、住み心地の向上を求めて、契約満了時にお引っ越しを検討するお客様が増えています。

 

【お引越にあたっての注意点】

  • 長期契約は、通常は1年契約となりますが、プロモーション家賃もその1年間のみに適用されます。契約更新時には、コロナ以前の家賃に戻る可能性(家賃の値上げの可能性)がゼロではないことを念頭におく必要があります。
  • 社員の自由気ままな引っ越しを推奨していない企業も多いので、まずはご勤務先に事前に確認してみることをおすすめします。

 

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ご夫婦

ご夫婦の場合は、特に大きな変化は起きていません。
「築浅のモダンな2Bed」というのが相変わらずの人気筋です。

the-residence61-2bed_livingカップルに人気のサービスアパート、スクンビット61の「The Residence@61」の2Bedタイプのリビング

 

また、10万バーツほどのご予算があれば、特別プロモーション実施中の高級ホテル系サービスアパートの2Bedも射程圏内となります。
これまでは予算オーバーの物件を希望するお客様は比較的少数でしたが、「せっかくの機会だから少しくらいのオーバーは構わないので、高級サービスアパートを選びたい」というお問い合わせも珍しくはなくなりました。

kimpton-2bed_ランスワンに昨年オープンした高級サービスアパート「Kimpton Maa-Lai」2Bed 97㎡のバスルーム。
プロモーション家賃は現在13万バーツ。昨年は10万バーツのときも。

 

 

お子様連れ

結論からいうと、現在よりも広めの物件に住み替えたい、というご相談を頻繁にいただくようになりました。

コロナ以前は、「広さは必要ない。狭くてもいいから新しい物件に住みたい」と考えるお客様が多く、お子様が一人以下であれば、築浅の2Bedを最終的に選ばれるケースが一般的でした。
しかし、お父さんは在宅ワークで自宅にプライベート空間が必要になり、お子様もオンライン授業ばかりなので個室があった方がいいよね、となった結果、2Bedから3Bedへの引越を希望するお客様が増えています。

このようなニーズの中で人気を復活させているのが、築15年から30年の築深の3Bedです。

nida-mansion-sukhumvit31_3Sukhumvit 31の家族向けアパート 「Nida Mansion」 は1993年築。室内面積は270㎡で家賃は6.5万バーツから。
コロナ以前は常時2部屋ほどは空室があったが、2021年7月現在は満室。

 

【築浅物件と築深物件の比較表】

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バンコクの駐在員ファミリー向けアパートというのは、もともとは、200㎡以上もある広々とした3Bedが主流でした。特に90年代にはそのような物件がスクンビット地区にどんどんつくられていきましたが、2005年頃から地価の高騰とともに新築物件の室内面積はダウンサイジング化。間取りも2Bedが主流となっていきました。
インテリアも年々洗練されていき、ここ10年ほどは「モダンで洒落たコンパクトな2Bed」というのが人気トレンドとなっていました。

 

しかしコロナによる生活スタイルの変化で、特に小学生以上のお子様を持つご家庭で、築深3Bedが再評価されてきています。

バンコクの駐在員向けアパートの場合は、築深であっても綺麗にメンテナンスされ、中途半端な築浅物件よりも状態が良い、ということも珍しくはありません。
インテリアはお洒落感こそないものの、ウッド調で落ち着きと味わいがあります。

また実際に入居しているお客様からは「掃除は楽ではないが、こんなに広い部屋に住めるのはタイ駐在ならではで、気に入っている」という声もよく聞かれます。

もし、築浅2Bedか、築深3Bedか、でお悩みでしたら、石川商事は自信を持って3Bedをおすすめします

 

 

最後に

コロナ以降、お客様から頂いた様々な希望条件で、上記に述べた以外に、印象的なものをいくつか書き出してみました。皆様、お考えはそれぞれではありますが、ひとつの参考になればと思います。

  • 子供の遊び場が充実していて、子供が多い物件(学校に行けず、元気に遊べる環境がないので)
  • スーパーに近い物件(家族全員で自宅で食事することが多くなったので)
  • バルコニーが広くて居心地がいい物件(外出が減ったので、自宅での時間を楽しくしたい。テーブルを置いて楽しく家族で食事したい)
  • ガーデニングや家庭菜園ができるような、小さなプライベートガーデン的なものがある物件

 

 

上記の記事の内容はすべて2021年6月現在のものです