これからバンコクでお部屋探しをされる方の中で、アパートやサービスアパートではなく、コンドミニアムへの入居をご希望の方もいらっしゃると思います。
“コンドミニアム”と聞くと、ラグジュアリーなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、アパートやサービスアパートと比較して、どのような違いがあるかご存知でしょうか?

今回はコンドミニアムへのご入居したいと思う時に、知っておくべきコンドミニアムの長所と短所について詳しくご説明します。

 

まずは3つの物件種別をおさらい

まずは、「コンドミニアム」、「アパート」、「サービスアパート」という3つの物件種別についておさらいしておきましょう。

 

コンドミニアム

le-raffine-sukhumvit-39-01超高級コンドミニアム「Le Raffine Sukhumvit 39」

Condominium(コンドミニアム)」という言葉がありますが、正確にはどのような意味なのでしょうか。
答えは、日本でいう「分譲マンション」のことです。

分譲マンションとは、一棟のマンションを一戸ごとに分割して販売することを目的につくられた建物のこと。部屋を購入したオーナーは、それぞれ自分で住んだり、賃貸に出したり、あるいはそのまま持っていたりします。

 

アパート

apartment家族向けアパート Piyathip Place

一方これに対し、一棟まるごと賃貸目的につくられたマンションは、タイでは「Apartment(アパートメント)」と呼ばれます。
室内が広くて収納も多く、海外でも安心して生活したいご家族に人気があります。

 

サービスアパート

miami-sukhumvit-49_5万バーツ以上ご予算のあるご単身者にはサービスアパートが人気(写真は人気サービスアパート Miami 49)

アパートにメイドサービスや様々な付加価値サービスを付けたものが、「Serviced Apartment(サービスアパート)」です。

アパートやサービスアパートは、一人のオーナーや法人が一棟丸ごと所有しているケースが普通なので、タイの不動産業界では「ワンオーナー物件」とも呼ばれたりします。

通常、誰もが住みたいと思うのはやはりサービスアパートですが、便利で管理も良い分、家賃は高めになってしまいます。
サービスアパートをあきらめた場合、残りの選択肢はコンドミニアムとアパートの二択となります。

 

コンドミニアムを選ぶ場合に、ご勤務先に予め確認すべきこと

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コンドミニアムの場合、法人契約(勤務先の法人名義で借りる契約)を結んでくれる家主は基本的にいません。
理由は、家主側の節税対策です(タイの税法では、貸主が個人で、借主も個人の場合、貸主の賃料所得には税金が発生しませんが、借主が法人の場合は様々な税が発生してしまうため)。

ですので、コンドミニアムを選びたい場合は、ご勤務先のルールが、個人契約でもOKなのかどうかを、予め確認する必要があります。

続いてはアパートとの比較で、コンドミニアムの長所と短所をあぶり出していきたいと思います。

 

コンドミニアムの長所

駅近のタワー型マンションが多い

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近年はBTS(高架鉄道)駅のすぐ近くに巨大なタワーマンションがどんどん増えていますが、それらのほとんどはコンドミニアムです。
つまり、「憧れのタワマンで、きれいな夜景を見ながら過ごしたい」というのを重視したい人にとっては、夢を叶えてくれるコンドミニアムがバンコクには沢山あります。
しかもそのような物件でも1Bedroomであれば、家賃が3万バーツほどからあるのです。オンヌット駅より東へ行けば2万バーツ以内でみつかります。

一方でアパートは物件にもよりますが、8階建てほどの建物が大多数です。かっこよさや景観の良さではコンドミニアムが軍配があがりそうです。

 

電気代が安い

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電気代が安いのはコンドミニアムの長所です。
アパートの場合、電力公社の設定する料金に上乗せするかたちでそのアパート独自の電気料金を設定している物件がほとんどです。
一方でコンドミニアムは電力公社からの直接請求額のとおりなので、毎月の電気代が安くすみます。

 

 

コンドミニアムの短所

しかしアパートが沢山の駐在員から支持されるのには大きな理由があります。
それは入居後の安心感です。

バンコクの賃貸物件は、日本と違って、家具や家電が最初から付いています。これは逆にいうと、それだけ壊れるものも多いということです。

 

不具合発生時の管理事務所の対応

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不具合が発生した場合、アパートでは管理事務所が借り主の快適な暮らしを損なわないために、すぐに何かしらの対応を行ってくれます。管理スタッフが借り主の便宜を図るよう教育されているのです。

一方で、コンドミニアムはどうでしょう。
コンドミニアムは本質的に以下のような性質を持っています。

      コンドミニアムは、アパートと違って賃貸ビジネス専用に運営されているものではない。
    コンドミニアムの管理事務所は、基本的にはオーナーのためにあるもので、借り主のためにあるものではない。

つまり、コンドミニアムの管理事務所スタッフは、家主からの働きかけがない限りは、借り主のために積極的には動いてくれないケースも珍しくはないのです。

また、アパートであれば入居者と管理事務所スタッフが信頼関係で結ばれていますので、自分の不在時に勝手に部屋に入ってもらって不具合の修理をしてもらうことも当然のようにできますが、コンドミニアムの場合はそうはいかないケースも多いのです。

 

家電故障時や家具が壊れた時

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冷蔵庫や洗濯機などの付帯設備が壊れた時は、アパートであれば倉庫にストックがあるため、すぐ交換してくれたり、代替品を用意してくれたりします。
しかし、コンドミニアムの場合は、管理事務所の作業員も、基本的にはオーナーの個人所有物である家電製品や家具に対しては、対応してくれません。

不具合やトラブルが何も起こらなければ安心して平穏に過ごせますが、もし起こってしまった場合は、スムーズな解決が難しいケースも多々ある。コンドミニアムとはそういうものだと思った方がご入居後のストレスが少ないでしょう。

 

退去時の高額な原状復帰費の請求

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アパートの場合は、オーナーも物件の評判を気にしながら経営していますので、退去時に法外な請求をするケースは稀です。わんぱく盛りのお子様がそれなりに部屋を痛めてしまったケースでも1〜2万バーツ程度に収まることが一般的です
しかしコンドミニアムの場合、「どのようなダメージに対してどの程度の請求がくるか」という点については、完全にオーナーさん次第となり、予測がつきません。大したことのないダメージでも修理の対象にして、高い金額を請求するオーナーさんも少なからずいます
コンドミニアムのオーナーが良心的な貸し主か否かについては、アパートと違って、不動産仲介会社も賃貸契約が始まってみないとわからないのが実情です。

ちなみにサービスアパートの場合は、よほどのことがない限り、原状復帰費を請求する物件はほとんどありません。

※中には、一般に比べて高めの請求をするアパートもありますが、そのような物件をご紹介する場合は、弊社に蓄積されたデータに基づき、お客様に最初からアドバイスさせて頂きます。

 

まとめ

コンドミニアム対アパート簡単比較
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コンドミニアムとアパートの長所・短所を比較してみました。
それぞれ以下のような方にオススメできると言えるでしょう。

コンドミニアムはこんな方にオススメ!

  • 限られたご予算で駅近の高層マンションを探したい方
  • タイ生活や海外生活に慣れている方
  • 海外ならではの多少の不条理にもある程度耐性のある方

アパートはこんな方にオススメ!

  • ファミリーでお住いの方
  • 海外生活が初めての方
  • 安心の住まいを求める方

 

以上、タイ・バンコクでコンドミニアムを選ぶ際に知っておきべき事前知識をお届けしました。
ぜひあなたのお部屋探しの参考にしていただければ幸いです。